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CONTENTS
01. 銘柄分析、ACL
02. カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン！ニュース
（11月9日～11月15日）
セレクト＜見る素材＞
経済一般
HOSE
03. 噂のうわさ話
TAC(トゥオンアン植物油)
04. サイゴン・街角風景
「フェアリー・ストリーム！～スオイティエン Suoi Tien｣
01.銘柄分析、ACL
クーロンフィッシュ[銘柄コード：ACL]は年初9ヶ月の業績を発表した。売上高は4,685
億ドン(約22億9,700万円)、税引前利益は252億ドン(約1億2,300万円)である。年間
計画達成率はそれぞれ59.6％・63％だった。
※これはバンベト証券が執筆した参考用の記事です。
ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)の統計によれば、ACLは年初9ヶ月では、ベト
ナム水産企業の中でチャ魚・バサ魚の輸出高・輸出額が共に9番目に高かった。
ACLの輸出市場構成としては、中東市場が60％も占めている。この市場が安定して
高い利益を生み出している。しかし、進出している企業が少ないという事情もある。欧州
はそれに続き、30％を占めている。アジア諸国・その他の市場が残りの10％を占めて
いる。
更に来年度からは米国への進出も計画している。
養殖場を直接は保有していない。しかし、執行役員会の親族が運営している養殖場か
ら原材料の30％が供給されている。
年初9ヶ月の売上高は4,685億ドン、税引前利益は252億ドンであった。前年同期比
9.7％・58.6％それぞれ縮小している。消費力が低下したことで、輸出高・輸出額共に
減少したことが、売上高と利益の縮小に繋がった。年初9ヶ月でのチャ魚・バサ魚の輸出
高は1万1,300t、輸出額は2,420万ドルであり、前年同期比それぞれ12.4％・17.7％
縮小した。
そのため粗利益も減少、更に金融コスト及び営業費用は増加したため、税引後利益は
僅か252億ドンに留まり、前年同期比著しく縮小した。
を
一方、第3四半期初めには1営業日での生産能力150tの新工場が稼動開始された。
ただし、修理・メンテナンのため、生産能力100tの工場の稼動を一時的に中止した。11
月からは2ヵ所の工場が生産能力80％で稼働する。生産能力は合計200tとなる見込み
である。
2009年度売上高は6,528億ドン(約32億円)、年間計画達成率は83.1％の見込みで
ある。第4四半期業績は前期とほど同水準と見ている。しかし、借入コストが縮小すること
で、第4四半期税引後利益は前期より25億ドン増加すると見られている。
したがって2009年度税引後利益は396億ドン(約1億9,400万円)となり、年間計画達
成率は99％に留まる見通しである。
2009年には輸出が多くの困難に直面しなければならなかった。しかし、2010年からは
著しく回復する見通しである。
経済が回復する中で、生産効率及び品質の向上ができるかどうかが、今後の業績に大
きく影響するだろう。
期待通りの業績とはいえないかも知れないが、ACLはかなり良好に営業活動を維持し
ている。アンザン省水産輸出入[銘柄コード：AGF]やベンチェー林水産輸出入[銘柄コード：
FBT]、ナムベト水産[銘柄コード：ANV]などの大手同業者よりも、好業績を達成できる可能
性は高い。ROAやROEもより良好である。
現在の株価3万3,900ドン程度である。2009年の予想PERは7.6倍とされているが、同
業他社よりもかなり魅力的である。中長期的投資のために、ACLへの資金投入を推奨する。
Phan tich co phieu, Dau tu chung khoan, 6/11/2009
02.週間☆アクセスナンバーワン！ニュース
（11月9日～11月15日）
このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の
多かった記事を紹介いたします。
セレクト＜読む素材＞
ベトナム株式市場の成長は顕著
[2009/11/13 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/091113013046.html
クレディ・スイスはベトナムで1999年に営業を開始したが、ベトナム株式市場について
の研究を開始したのは2006年からである。2005年に同行はベトナムの最初の海外市
場における国債発行についてコンサルティングを行った。2006年には戦略的パートナー
として取得したバオベトグループ[銘柄コード：BVH]の株式の一部を香港上海銀行(HSBC)
保険に譲渡したが、現在まで多くのベトナム企業の増資の際、コンサルティングを行って
いる。
以下は同行の投資戦略及び開発計画についてのPeter Schmid渉外部長との一問
一答である。
記者) 発展途上国での投資戦略についてはどのようにお考えですか？
Schmid部長) クレディ・スイスの競争力を生かしたサービス提供をアジア市場で拡大し
ていく方針です。
記者) ベトナムの金融市場をどうご覧になっていますか？
Schmid部長) VNインデックスは年初からこれまで79％も上昇しています。上昇率では
世界指折りの高い水準にあるといえるでしょう。
4月以降、金融機関の貸付活動が回復し始めています。ただ・・・・
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経済一般
HCM市・HAN市の2008～2025年のGDP成長率は世界一
[2009/11/11 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/economy/091111072754.html
151ヵ所の都市を対象とするPricewaterhouseCoopersの研究結果によれば、ホーチ
ミン(HCM)市・ハノイ(HAN)市の2008～2025年までのGDP成長率見通しは最も高いと
いう。
この期間で、GDP成長率が最も高い30ヵ所の都市の平均成長率は7％とされている。
ただしその30都市には先進国の都市は含まれていない。
HCMやHANを含む新興国の都市の年間平均GDP成長率は・・・・
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HOSE
HAG：2009年度第3四半期業績変動の理由説明
[2009/11/11 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/091110082221.html
ホアン・アイン・ザー・ライ[銘柄コード：HAG]は2009年度第3四半期業績が好転した
理由を発表した。
＊2009年度第3四半期業績
・税引前利益：4,805億4,725万ドン(約23億2,100万円)
(前期比：16.6％増)
＊変動理由：
・ベトナム投資開発銀行労働組合投資株式会社(Cong ty co phan Dau tu Cong
Doan Ngan hang dau tu va phat trien Viet Nam)へホーチミン市ニャベー区での
ホアンアイン・アンティエンプロジェクトのコンドミニアム996戸を販売したため。
・2009年度第3四半期には・・・・
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03.噂のうわさ話
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/adv/in/index.php?s=vietnam
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
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ベトナム現地投資家のうわさ話・TAC(トゥオンアン植物油)の巻！
(2009年11月5日発行ベトナム株通信第893号より)
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人気もある銘柄なのですが、結構頻繁にこうした噂などが取り上げられます。株主総会
でもいろいろあるようです。そのあたりがちょっと買いにくいかもしれませんね。
■TAC(トゥオンアン植物油)■↓↓？
TACの親会社であるベトナム美容香料植物油社(Vocarimex)は原材料を低い価格で購
入したにも関わらず、TACに高い価格で販売したため、TACは大きな赤字を計上した。ただ
親会社は、大きく儲けた。株主としては、こんな親会社は許せないだろう。海外投資家が以
前に2万5,000ドン～3万ドンの株価でTAC株を多く売却したのは、こうしたことが理由とされ
ている。親会社の計らいで、低い価格で原材料を購入できるというのが普通の話しであり、
非常に高い価格で購入させられた上、大きな赤字をしょわされては、納得できるわけもない。
この親会社には、植物油を生産している4つの子会社がある。TAC、タンビン植物油株式
会社、ニャベー・ゴールデンホップ油合弁会社、カイラン植物油合弁会社である。合弁会社2社
では、原価が厳しく管理されるため、悪さはできない。タンビン植物油の資本金も小さいため、
利用価値が低い。つまりこうした消去法でターゲットにされているTACは、赤字を我慢して受
け入れなければならない運命にあると言える。こんな銘柄に魅力があるだろうか？
04.サイゴン・街角風景
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は｢フェアリー・ストリーム！～スオイティエン Suoi Tien｣です。
半年も空けず、また、ムイネー・ビーチに行ってしまった。
さすがのサイゴン・ラバーもたまには、夜空にどっさり広
がる星を眺めたり、磯の香りを楽しんだりしての心のリフ
レッシュが必要なのだ。
今回は、フェアリー・ストリーム｢妖精の渓流｣と呼ばれ
るところに行ってみた。
この川はとても小さく、その深さは大人の足首程度。川
底には、きめの細かい粘土や砂やが流れ込んでおり、
これを素足で踏みしめて歩けば、その感触が足裏に大
変心地よい。
川の側は侵食された赤土と石灰岩が切り立ち、それが
独特の景観を作っている。
この浅い小さな川の中をジャブジャブ進んでいけば、子
供の頃に体験したちょっとした探検気分だ。
途中、鮮やかな色のかわいらしい小花を見つけたり、また、
そこに美しい蝶がたわむれていたり、水を飲みに小川まで
下りてきた牛たちに遭遇したりと、そんな小さなハプニング
が楽しい探検気分を盛り上げてくれる。
小川の終着点には、小さな滝がある。
ゆっくり歩いて、往復約1時間20分。
（photo by JC de B）
◎Mui Ne
ムイネーはホーチミン市から北東へ
約250kmに位置する。
バスで5時間程度。ビーチでマリンス
ポーツなど楽しめる他、美しい砂丘や
かわいらしい渓流など、観光としての
見所もある。また、この地域は魚醤
ヌクマム(Nuoc Mam)の特産地として
も有名である。
今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。
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